雑記の部屋


任天堂とスクウェア (2004.06.17)

たまには業界の裏の話でも。知っている人もいるかもしれませんが。

「任天堂」と言えば、マリオやらゼルダ、ファミコンを作った会社として
ゲームをやったことの無い人でも、
一度は耳にしたことがある会社だと思います。

一方の「スクウェア」はファイナルファンタジー(以下、FF)シリーズなどで
ゲームをやったことのある人ならば
大抵の人は知っている会社だと思います。

この2社は、任天堂のゲーム機、FC、SFCにおいて、
スクウェアのFFシリーズなどのソフトが大ヒット、など
蜜月関係を保っていました。

2社の中の良さをうかがわせるかのように、SFCにおいて
任天堂とスクウェアの共同開発のゲーム、
「スーパーマリオRPG」が作られたりもしました。

しかし、序々に両社の関係に亀裂が入っていくようになりました。

決定的だったのは、スクウェアがPSに参入を決定したこと。
しかも看板タイトルのFFを引っさげて。

これにより、両社は長年の関係を終わらせることになりました。

また、もともとN64で制作が進行していた
FFの新作も日の目を見ることがなく消滅してしまいました。


いったい何故、こうなったかといいますと、
任天堂とスクウェアのゲームに対する価値観の違いというものがあります。

任天堂のゲームに対する価値観というのは、
「ゲームは玩具に原点回帰すべし」というようなもの。

スクウェアのゲームに対する価値観というのは、
「ゲームは映画のように発展すべき」というようなもの。

と両社のゲームに対する考えは違っていたわけです。
まあ、どちらが正しいかとは言えないものですが。

スクウェアが、N64でのFFの新作を作っているときに
「ムービーを多用したいのだが、ロムカートリッジだと容量が足りないから
N64の供給メディアはCD-ROMにしてくれ」
という意見などもあったりしたみたいです。
対して任天堂は、ロムカートリッジへのこだわりを捨てなかったわけで。

スクウェアが、供給メディアがCD-ROMであるPSに
その場を移したのは当然の流れなのかもしれません。
何故、SSにいかなかったのか、というのは気にしてはいけないのやら。

CD-ROMとロムカートリッジについての説明は、また別の時にやるとして。


その後、スクウェアはPSにおいて「FF7」を発売。
任天堂はN64において「マリオ64」、
そして「ゼルダの伝説 時のオカリナ」を発売。

これらのゲームを遊んでみると、
両社の作りたかったものが見えてくるかもしれません。
なお自分は、まだどれもやってませんが・・・。駄目やん。


とまあ、数年前までは仲の悪かった両社ですが、
しばらく前に、GCにおいて「FF クリスタルクロニクル」が発売されるなど
関係は修復されつつあるようです。

今後はGBAにてFF1・2が発売されるようですし、
また昔のように、任天堂のハードでスクウェアのゲームを
楽しむことができる日々がやってくるのかもしれません。

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