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東方紅魔郷  機種:PC
評価:★★★★★

同人サークル「上海アリス幻樂団」が制作した
東方シリーズ第6弾の作品。
ジャンルは弾幕系シューティング。

人間以外の生き物と、
ほんの少しの人間が存在する場所、幻想郷。
そこに突如発生した妖霧の原因を
博麗神社の巫女、博麗霊夢と
魔法使いの少女、霧雨魔理沙が探りに向かうお話。


ゲームはショットとボムを使って、
ザコ敵を倒しながら進み、ボスを倒すとステージクリアとなります。
シューティングゲームの基本的なルールと同様で。
全6ステージ(難易度によっては5)で、
条件を満たすとExtraステージが遊べるように。

自機は霊夢、魔理沙の2人のどちらかから選び、
それぞれ使用する御札を選択する事により、
ショット、ボムの性能が異なってきます。
初めのうちは霊夢の霊の御札が使いやすいかも。

アイテムはパワーアップアイテム(128個集めるとMaxに)、
得点アイテム、ボム増加、残機増加など。
ショットチェンジとかは無いです。

難易度はEasy 〜 Lunaticまであり、
Normalをノーコンティニューでクリアしないと
グッドエンディングを見られないようになってます。


このゲームの特徴的なのが、ボスが使う「スペルカード」。
必殺技のようなもので、宣言されると特殊な弾幕が形成されます。
発動中に、ノーミスかつノーボムでボスの体力を一定値まで減らすと、
スペルカードを「取った」ことになります。
中には逃げ切ればよいのもありますが。

避けるのに必死になるスペルカードもあれば、
綺麗で印象的なスペルカードもあったり。

取ったスペルカードの一覧はスコア画面で見ることができるので、
コンプリートする楽しみも。

スペルカードによっては、
難易度を上げないと見れないものや変化するものもあるので、
それを見るために、
高い難易度でもやってみたい気持ちにさせてくれる点が良いです。



東方に触れたのは、この紅魔郷が初めてでして、
他の東方シリーズでもそうなのですが、
一番感じたことは「全ての要素に無駄が無い」事。

他のゲームだと、取って付けたような設定や演出があったりするのに対し、
東方は、キャラクター、音楽、スペルカード、演出、世界観など
全てがゲームに生かされ、意味のあるものになっているのに衝撃を受けた。

そして、無駄が無いその一方で、
プレイヤーがゲーム内容について
色々想像できる余地もあるのが凄いと思った。

自分は、
戦闘中はこんな感じで攻撃しているんだろうな、とか
このキャラはこの場面ではどういう心境なんだろうか、とか
ゲーム中の場景、展開などを自分なりに想像するのも
ゲームの楽しみの一つだと思っているので。

あと、昔に比べて、ゲームが進化していくにつれて
プレイヤーが想像できる余地がどんどん無くなってきていたのが
残念だと感じていたのもありまして。



ゲームのシステムについてですが、
敵が撃ってくる弾には、
きちんとパターンが決められていて、避けれるようになっている点が凄い。
ここをこうすれば? ここが悪かった? とか、
プレイヤーに考えさせてくれるのが良い。
あと、プラクティスモードで
ステージを個別に練習できるのもありがたいです。

自分は最初はEasyをコンティニューして
クリアできるのがやっとだったものの、
今ではNormalがノーコンティニュークリアできるようになるとは
思いませんでした。
パターンを考えてクリアするのがこんなに楽しいとは。


東方を始めたのは、友人からの薦めがきっかけだったのですが、
作品から受けた衝撃もさることながら、
東方関連の音楽CDや同人作品など、
今では自分にとって東方は無くてはならないものになりまして。

薦めてくれた友人、
そして何より制作されたZUN氏に感謝。

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